主な経済情報
- 日銀再介入へ
通貨当局として過度な円安を阻止する姿勢をあらためて示した
政府・日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったと関係者が22日未明、明らかにした。21日に一時1ドル=151円90銭台となり、32年ぶりの安値を更新していた。通貨当局として過度な動きを阻止する姿勢をあらためて示した。政府・日銀は9月22日に約24年ぶりに為替介入を実施しており、今回は追加介入となる。
外国為替市場では日本時間21日夜に円安・ドル高が進んだ。27~28日に日銀の金融政策決定会合を控え、日米の金融政策の方向性の違いを意識した円売り・ドル買いが膨らんでいた。
出所 日経
- アメリカ利上げスピード減少か?
WSJが「FRBは11月FOMCで0.75%の利上げをし、12月以降に利上げ幅を縮めていくことをいかに織り込ませていくか議論する見通し」と報じた
Fed Set to Raise Rates by 0.75 Point and Debate Size of Future Hikes
Some officials have begun signaling their desire to slow down
出所 WSJ
主な要人発言
- 鈴木財務相
「(介入の有無について)コメントしない」
「円安にはプラスマイナス双方ある」 「最近のような急速で一方的な円安は望ましくない」 「円安、マイナス面の影響を緩和することが重要」 「過度な変動には適切な対応」 「円安、投機による過度な変動は容認できない」
- 黒田日銀総裁
「為替市場の動向や、それが日本経済の物価に与える影響を注視」 「景気は資源高の影響を受けつつも持ち直している」
- 神田財務官
「(介入の有無について)コメントしない」
- デイリー米サンフランシスコ連銀総裁
「締め付けすぎによる無理な景気後退は避けたい」 「我々は今、政策上、思慮深くなければならない時期に来ている」 「引き締めすぎにならないよう全力を尽くす必要」 「利上げペースを遅らすことが重要」 「政策の行き着く先について迷っている」 「中立金利は3-3.50%としたい」
- エバンス米シカゴ連銀総裁
「さらに利上げを行い、その後しばらくは金利を維持する必要」 「個人消費見通しは、9月のFRB見通しとほぼ一致」 「労働市場の異常な強さの一部が弱まっている兆候」 「経済データはまちまちである」